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こじらせ人間の日常

アニメ・漫画・ゲーム・映画などの雑感

映画『黒執事 Book of the Atlantic 』感想


「劇場版黒執事、2017初春公開決定!」という知らせを受けてから1年…。

ついに観てきました「劇場版黒執事Book of the Atlantic」!!!!!

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公開は1月だったのですが、特典の描き下ろしミニ色紙のシエルが欲しくてそれまで我慢してまして、今週やっとシエルが出たので観に行くことができました。

実は私シエル運が恐ろしいほど皆無で、缶バッジとかラバストとかトレーディング系はシエルが出たことが一度もなくてシエル以外コンプしたのにシエルだけ出ないなんてこともあってそれはもうシエルに嫌われまくっていたので今回の色紙も絶対出ないよなぁなんて期待してなかったのですが、なんと…




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…出ちゃいました。

ああああああああああああああああああ坊ちゃん麗しいよ坊ちゃん!!!!!!!

今までシエルが出なかったのはこの為だったのかと思うほど驚きました。まだ2月なのに2017年の運すべて使い果たした気がする。


…と、前置きはここまでにして映画を観た感想を。

一言で表すと、「めちゃくちゃ面白かった」

公開当初から原作ファンだけでなくそれ以外の人にも評判が良いと聞いていたのでハードルが上がっていたのですが、それを余裕で超える面白さでした。

原作の中でも特に人気が高い豪華客船編ということでファンの期待はとても大きかったと思います。私も一番好きなエピソードだったので、それを裏切らないでさらに期待以上にして作り上げてくださったのはすごいなぁと。

原作ファン以外の人にも評判が良いと聞いたときは少し意外だったのですが、大量のゾンビやリジーや葬儀屋や客船の沈没など手に汗握るような「あっ」と驚く展開が満載なので、何もストーリーを知らないほうが逆に楽しめるのかもなと思いました。ストーリーを知っててもハラハラしましたし。

この豪華客船編は「劇場アニメっぽいものを描こう」と考えて執筆されたということで、まず舞台がタイタニックだしゾンビが暴れ狂うしアクションシーン盛り盛りだしでスクリーンで観ると音の臨場感も合わさってものすごい迫力でした。

個人的に4Dで観たら面白そうだな、と。沈没の揺れに合わせてシートが動いたり、ゾンビをぶった斬ったときの血の代わりに水が飛び出たり。…それはちょっと心臓に悪いのでやめましょうか。というか見終わる頃にはびしょびしょになりそう。


それより何より、リジーのシーンが素晴らしすぎましたね!

豪華客船編での主役はリジーだと思っていて、あの戦闘シーンが大好きなのでスクリーンで観るのを楽しみにしていたのですがもうかっこよすぎました。普通に号泣してました。ゾンビを剣でぶった斬ってるときの「はっ!」っていう掛け声がいつもより低めのトーンでめちゃくちゃかっこいいんですよ…。強くてかわいい女の子最高。

それと、豪華客船編の見所の一つでもあるのがシエルによる「不死鳥!!」ポーズだと思うのですが、劇場版でも全力でやってくれていました。

死体を止める装置を動かすためドルイット子爵に「皇帝への忠誠を誓う不死鳥の舞を見せてくれたまえ!」と言われるシーンで、今まで以上に全力の不死鳥!!!を披露したあと「よろしい諸君!見せてやろう…」とドルイットが満足気に語っている後ろで「うああああああっ」と恥ずかしさに悶えているシエルがかわいかったです。

あと、リジーに「一緒ならどこでもいい」と抱きつかれて「どこでもいいが一番困るんだが…」と照れてるシエルも激萌えなのでぜひ見たかったのですが、二人のラブラブぶりはエンドロール後のおまけエピソードで見せてもらったので良しとしましょう。

他にもWチャールズの活躍など、原作にはない部分もあってすごく楽しめました。

この豪華客船編はスクリーンで見てこそだと思うので、できればもう一回観に行きたいなぁと思います。

黒執事24巻 感想


黒執事24巻の感想とちょっとした考察です。ネタバレ含みますのでご注意ください。


さて、前巻から「青の教団編」に突入した黒執事

枢先生がTwitterで「今までにない黒執事になってると思いますのでちょっとびっくりするかもしれませんが」と仰っていたので一体どんな展開になるのかワクワクしながら読んだら…

「ファントム・ファイブ」だと…!?

めちゃくちゃ笑いましたファントム・ファイブ。ローブ姿のときに一人だけ身長が低かったので、もしかしてシエルがアイドルに!?と一瞬期待しましたがハーコートくんでした。シエルはプロデュースする側でしたね。それも鬼畜プロデューサー。さすがファントム社の社長です。

いやあ、それにしてもハーコートくんの太ももが素晴らしいですね…。完全に女の子にしか見えないかわいい。「来場者のことをお兄ちゃん・お姉ちゃんと呼ぶこと」と設定書に書くシエルわかってます。

チョイ悪で強引なエドも新鮮でいいです。シエルが言っていたように、地位・教養・品位・人望・容姿と持っているものは完璧なのに「シスコン」というただその一点で全てをぶち壊してるのが最高です。エド好きだよエド。

P5がどのようにS4を巻き返すか、シエルの策略が楽しみです。
もし本当にこの2つのグループがいたら私なら確実にP5を応援しますね!ハーコートくん激推しになりますかわいい。弟系小悪魔にお金搾り取られたい。


そして、スフィア・ミュージックホールの裏で行われていたことも徐々に明らかになってきました。

セバスチャンの潜入によりホールの奥の施設で参加者の血液を集め、輸血実験を行なっていたことはほぼ確定。
ニナによると、S4よりも上位の「お星様の名前」を持つ者がいるらしく、その方たちの部屋も施設の奥にありました。
シリウス様と呼ばれる人物はすでに少し出てきましたが、なかなか豪華な部屋で暮らしてる様子。カノープスは真逆の質素な部屋で、ベッドの脇と上にある血の付いた包帯が気になります。ベガの部屋はとてもかわいらしくて女の子だろうなというのがわかりますね。ドレッサーや枕、ぬいぐるみが2つずつあるので双子でしょうか。

そして一番気になるのがポラリスの部屋。部屋中が荒れていてぐちゃぐちゃです。相当暴れまわったんでしょうね。ポラリスが現在どのような状態にあるのか怖いです。

この星の名を持つ者たちは一体何者なのか…?


終盤ではサリヴァンちゃんが実験を成功させ、それぞれの星の名の血液の赤血球表面にある物質が異なっていることを発見。
これらのシリウスカノープス、ベガ、ポラリスという4つの分類はABO式血液型による分類で間違いないと思います。
血液の分類は1900年頃に発見されたそうで、シエルたちの生きていた時代にはまだ血液型というのが存在しなかったんですね。

で、シリウスが一番珍しいと言われているのでAB型。その次に珍しいカノープスはB型でしょうか。坊ちゃんはAB型なんですねふむふむ…。

バイオレットもAB型なようで、ブラバットに「シリウス様の光が弱まっているからキラキラを分けてほしい」と言われて輸血させられているようです。
恐らく、他のS4のメンバーは純粋に自分たちが再び輝く場所を見つけることができた喜びでアイドルをしているのだと思いますが、バイオレットだけはミュージックホールの「怪しさ」に気づいているのだと思います。

毎日が充実していて楽しそうな他のメンバーを見るバイオレットを見るのがつらい…。


でもサリヴァンちゃんが実験を成功させたことでブラバットがインチキ占い師だという可能性が濃厚になったんじゃないかと。

あのカップに血を垂らす占いはサリヴァンちゃんがやっていたように血液型によって色が変わる液体を使い、「B型はマイペース」とか「AB型は天才肌」とかそれぞれの血液型の性格を適当に言っていただけなんじゃないでしょうか。まあ実際には血液型と性格の関係は何の科学的根拠もないらしいですが。

セバスチャンやシエルが現れたときも、人間じゃないと見抜いたセバスチャンだけを見て「君は…」と驚いたのではなく「君らは…」とシエルも含めて言っていましたし、2人のことを元々知っていたのでは?
だからセバスチャンが悪魔ということも知っていた。

リジーを占ったときも「婚約者について悩みを抱えている」ことを見抜いていましたし、リジーについても元々知っていたんじゃないかと。となると、シエルたちに近い人物が裏で手を引いてるのではないかと思います。例えばアンダーテイカーとかアンダーテイカーとかアンダーテイカーとか。


さて、そんな中気になるのがやはりリジー。せっかくセバスチャンが連れ戻したのに脱出してしまいました。それにしても悪魔であるセバスチャンを剣先でほんの少しでも捕らえることができるとは、さすが剣術の天才です。

しかし、そこまでしてリジーはなぜミュージックホールに留まり続けるのでしょう…。「あたしだけはそっちに帰れない」というセリフも気にかかります。本当は帰りたいけど帰れない、もう後戻りできない、そういうことでしょうか…?


大量の血液はどこに消えているのか、星の名を持つ者は何者なのか、リジーがミュージックホールに留まる理由とは何か、そしてこの騒動の裏で手を引いてる人物は一体誰なのか?

これらの謎が明かされるかもしれない25巻も楽しみです!

カードキャプターさくら 好きなコスチュームランキング

アニメ


カードキャプターさくらでは毎回変わる衣装が魅力のひとつだということを前回の記事で語らせていただきました。

そこで、今回はCCさくらに登場したバトルコスチュームの中で特にお気に入りのものを勝手にランキング形式で発表したいと思います!

なお、ここではアニメ版の衣装を紹介します。


第5位 7話「さくらの怪盗初挑戦!?」

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夜の美術館に忍び込み、「サイレント」を封印したときに着ていたコスチューム。

へそ出し&太もも見せとかなり大胆なデザインがとてもセクシーです。知世ちゃんGJ!!!お腹と脚は出すけど胸元はタートルネックでしっかりガードというのも露出しすぎない絶妙なバランスで素晴らしいですね。

背中の小さな羽が小悪魔っぽくてかわいいです。

第4位 50話「さくらと小狼とみえない糸」

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「ソード」をさくらカードに変えたときに着ていたコスチューム。

いつものカラフルな衣装とは違いグレーと白という落ち着いた色合いがお気に入り。クラシックな雰囲気で少しさくらちゃんが大人っぽく見えます。

このコスチュームもそうですが、スカート+オーバーニー(サイハイ)ブーツの組み合わせのものが多く、さくらちゃんの絶対領域に情熱を注いでらっしゃるのがよくわかります。サイハイブーツなんかだと必然的にスカートも短くなりますし!しかしこの衣装を着こなせるさくらちゃんも恐るべき超絶スタイル…。

第3位 8話「さくらのライバル、登場!」

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「サンダー」を封印したときに着ていたコスチューム。

ネコ耳にしっぽにエプロンドレスとかいうもはや萌えしかない衣装。これをバトルコスチュームにかこつけてちゃっかりさくらちゃんに着せる知世ちゃんさすが。「なんで猫?」と聞くさくらちゃんに「それはかわいいからですわ」とさらっと言う知世ちゃんさすが。完全に女子小学生の嗜好ではない。

しかもただかわいいだけじゃなく、対戦相手のサンダーに合わせて帯電しないゴム素材でできているのもポイント。実用性もばっちりです。

第2位 24話「さくらの小さな大冒険」

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「リトル」を封印したときに着ていたコスチューム。

リトルのいたずらで小さくなってしまったさくらちゃんが、風に飛ばされたり猫やカマキリに追いかけられたりお風呂に飛び込んでびしょ濡れになったりと散々な目に遭うこの回。

まさにアリスのような水色のワンピースがすごくかわいいです。頭の大きなリボンもかわいい。

「さくらと不思議の国のさくら」というアリスをテーマにした回もあるのですが、それよりもこちらの回の衣装のほうがアリスらしくて好きです。水色ワンピースは正義。

第1位 第1期OP&ED

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そして1位は第1期のOPとEDで着ていた、さくらちゃんといえばこれ!なコスチューム。

作中たくさんのバトルコスチュームが登場しましたが、やはり1位はダントツでこの衣装です。魔法少女らしさもあってとてもかわいいですし、やっぱりさくらちゃんはピンクが一番似合う!靴が赤なのもかわいいですよね。

番外編

ここからはバトルコスチュームとは違いますが個人的に好きなさくらちゃんの衣装を紹介したいと思います。

友枝小学校の制服

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さくらちゃんたちが通う小学校の制服なんですが、デザインがすごくかわいいんですよね〜。ベレー帽やセーラー服の下に着ている黒のタートルネックがおしゃれです。昔はこの制服に憧れました。なんなら今でも着たい。

他にも夏服や冬服もあって、中でも冬服はワンピースにタイツというスタイルでこれまたさくらちゃんに似合っててかわいいんですよ。

おじいさんから貰ったドレス

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16話「さくらと思い出の虹」でさくらちゃんのおじいさんから貰ったドレス。

母である撫子さんが一番好きだったというドレスをおじいさんが「貰ってやってくれないか」とさくらちゃんにプレゼントします。お姫様みたいなドレスに身を包むさくらちゃんがかわいくて私もお気に入りの服です。


結論:さくらちゃんは何を着てもかわいい

以上、独断と偏見で選んだCCさくらの好きなコスチュームランキングでした!

カードキャプターさくらの魅力

アニメ マンガ


「人生ブレイカー」と呼ばれ、「大きいお友達」を世に大量に生み出すことになった罪深い作品カードキャプターさくら。今年で連載20周年を迎え、アニメの再放送や続編となるクリアカード編がなかよしで連載されるなど、さくらちゃん尽くしで幸せな日々を送っております。

さらに、2018年には新作のアニメがNHKで放送決定という…!
当時と全く同じキャストというのがすごいですよね。また丹下さんのさくらちゃんに会えると思うと今から楽しみで仕方ないです。

その前に来年の1月には劇場版がリバイバル上映されますし、まだまださくらちゃん尽くしな日々は続きそうです。

そんなCCさくらは小学生の頃から大好きな作品で、おジャ魔女どれみ犬夜叉ヒカルの碁東京ミュウミュウミルモでポン、明日のナージャぴちぴちピッチプリキュア…などなど色々アニメを見ていましたが、やはり今でも変わらずファンなのはCCさくらです。

原作がある作品だと原作派とアニメ派で分かれたりするのですが、CCさくらは原作もアニメも両方好きという人が多いのではないかと思います。もちろん私も両方大好きです!

そこで、今でも多くの人に愛されるCCさくらの私が思う魅力を勝手に語りたいと思います。



1.魅力的なキャラクターと世界観

CCさくらは小学校4年生の木之本桜ちゃんを主人公として、封印が解かれてバラバラになってしまった「クロウ・カード」を集めるために「カードキャプター」として活躍するお話です。

そこに登場するキャラクターたちがまあ個性的で、中でもさくらちゃんの親友である大道寺知世ちゃんが強烈な個性をお持ちで。知世ちゃん自身はおっとりした性格で、ふわふわの黒髪で色白な美人さん、家はお金持ちでお嬢様口癖で話すとても清楚な印象の女の子。

…が、しかし。

彼女はとにかくさくらちゃんが大好きでビデオカメラを片時も離さずに持っており、さくらちゃんの姿を1秒も逃すまいと常にビデオを回しているストーカー根っからのさくらファンなのです。

クロウカードとのバトル時はもちろん、運動会でもお祭りでも好きな人にプレゼントを渡すときもいつの間にかちゃっかりビデオに撮っている。そして自ら撮ったビデオを自ら編集して自らの部屋の巨大スクリーンで鑑賞するという徹底ぶり。すごい。彼女はすごい。

他にも関西弁を喋る封印の獣がいたり、あらゆる所でアルバイトをしてる兄がいたり、クロウカードを創った人物の生まれ変わりが小学生として転校してきたり、アニメ版では小狼の自称・婚約者まで出てきたり、挙げればキリがないほど様々なキャラクターが出てきます。

でも完全な「悪」のキャラクターがいないというのがこの作品の大きな特徴だと思います。CCさくらはいわゆる魔法少女ものなので「敵」とされる相手と戦うのですが、その「敵」であるクロウカードも悪意を持って暴れているわけではないんですよね。クロウ・リードの生まれ変わりである柊沢エリオルくんもさくらちゃんに試練を与えていましたが、それもさくらカードに変えるためにあえてやっていたことでした。

しかし、劇場版ではさくらちゃんや周りの人に対して激しい怒りをぶつけ、危ない目に合わせるキャラクターが登場します。それでも最後にはさくらちゃんの言葉で現実を受け止めた上で消滅します。さくらちゃんはたとえ「敵」とされる相手が出てこようと決して傷つけることはしません。最後の審判のときも、攻撃してくるユエに対してさくらちゃんは攻撃せずに勝つ方法はないかと考え、「主ではなく仲よしになってほしい」と伝えることでユエの心を動かしクロウカードの新しい主として認められます。単純に魔法で攻撃して倒す、という訳ではなく相手の思いを感じて言葉で訴えるというやり方がとてもさくらちゃんらしいです。

セーラームーンプリキュアと比べるとわかりやすいのですが、正義VS悪のような二項対立にならず、また敵も「ウオオオオオ」とかいう奇声を発するモンスターは登場せず神話的でメルヘンチックな敵ばかりなので、キャラクター含めすごく「綺麗な世界」がCCさくらでは描かれているなぁと思います。


2.萌え要素と複雑な恋愛要素

CCさくらの作中には萌え要素や属性と呼ばれるものが多く存在し、ロリ、ショタ、BL、百合、男の娘、シスコン、教師と生徒の恋愛などなどまるで萌えの総合デパート状態です。これだけ詰め込まれたものが20年前に描かれ、しかもNHKで放送されていたのだから驚きですよね!

先ほどCCさくらでは「綺麗な世界」が描かれていると述べたばかりですが、実際にはそうでもなく、BLや百合といった同性愛や教師と生徒の恋愛など「禁断」とされる恋愛が多く描かれています。

そしてこの作品のもう一つの大きな特徴でもあるのですが、そのような恋愛がCCさくらの世界では「ごく当たり前なこと」として自然に描かれているのです。小狼くんや兄・桃矢が雪兎さんに想いを寄せていることを知ってもさくらちゃんも当たり前に受け入れていましたし、さくらちゃんの友達の一人である利佳ちゃんは担任の寺田先生と恋愛関係にあり婚約指輪まで渡されています。もし実際に教師が教え子の小学生に婚約指輪なんか渡したら確実にロリコンの犯罪者扱いです。さすがにこの2人の関係はアニメ版ではただの利佳ちゃんの片思いとして描かれてましたが、「人を好きになるのに性別や年齢なんて関係ない」ということがこの作品では強く表れているなと思います。

CCさくらは少女漫画なので上記の他にも恋愛要素は色濃くありますが、これがまた複雑なんですよねぇ。ちょっと下に挙げてみます。

現在進行形
・さくら⇔小狼
桃矢⇔雪兎
・寺田先生⇔利佳
・千春⇔山崎
・エリオル⇔観月歌帆
・知世→さくら
・ミラー→桃矢
・園美(知世母)→撫子(さくら母)

過去
・さくら→雪兎
小狼→雪兎
・苺鈴→小狼
桃矢⇔観月歌帆

…などなど、小狼くんの雪兎さんへの気持ちなど純粋な恋とは少し違うのもありますが、現在・過去、両思い・片思いと合わせてとにかく複雑に絡み合っています。そして3分の2は同性だったり先生と生徒の恋愛だったりします。中でも先生と生徒の恋愛が多く、寺田先生と利佳ちゃんをはじめ、エリオルと観月先生、過去には中学生だった桃矢と教育実習生として来ていた観月先生も恋愛関係でしたし、さくらちゃんの父・藤隆も16歳だった教え子の撫子と結婚しています。禁断の恋ばかりです。

当時見ていたときはきちんと意味の分かっていなかった想いもあったと思いますが、大人になってから改めて見ると女児向けとしてはかなり大胆な恋愛要素じゃないのかなと。この辺の昼ドラのような関係性が大人も惹きつけられるんでしょうね。CLAMP先生ほんとすごいな…。

その中でも印象的だったのが、アニメ版で苺鈴ちゃんが自分は小狼くんの一番ではないとわかったときに「私が世界で一番小狼のこと好きなのに!それでも木之本さんのこと嫌いになれない。私も木之本さんが好きだもん。小狼が木之本さんのこと好きになっても仕方ないって思う」と泣きながら知世ちゃんに言うシーン。このシーンは今見ても号泣してしまいます。この時の苺鈴ちゃんを何も言わずにただ見守っている知世ちゃんの圧倒的聖母感。

そんな複雑な恋愛関係がありながら、やっぱりさくらちゃんと小狼くんの恋は見ていてとにかく微笑ましいです。私はさくらちゃんが大好きですけど小狼くんも大好きなので、どちらかに嫉妬するでもなく2人の恋は純粋に応援しています。天真爛漫なさくらちゃんと照れ屋な小狼くんは本当にお似合いですよね〜。さくらちゃんが男前なので小狼くんがどちらかというとヒロインぽくなってるところもかわいいです。そんな2人だからこそ、思わず応援したくなっちゃうのかなぁと思います。


3.コスチュームへのこだわり

CCさくらでは魔法少女ものにお約束の変身シーンがありません。というのも、さくらちゃんのバトルコスチュームはすべて知世ちゃんの手作りだから。クロウカードとの戦いの前には必ず知世ちゃんお手製のコスチュームに着替えます。自分が作った衣装をさくらちゃんに着てもらってビデオで撮影するなんて小学生ながら本当にいい趣味をお持ちである。

コスチュームはクロウカードの戦いごとに毎回変えているのですが、その時戦うクロウカードのキャラクターに合わせて作られているものもあってなかなか凝っているのです。ちなみに原作とアニメ版ではコスチュームがほとんど違っていて、原作にはないクロウカードもアニメ版には多く登場するのでその分アニメでは様々なコスチュームを見ることができます。

バトルコスチュームが毎回変わるだけで驚きですが、それだけでなく、なんとさくらちゃんの普段着も毎回変わるんです!

キャラクターを印象づける意味でも、作業の大変さという意味でも、当時としては毎回衣装を変えるなんてあり得ないこと。これはCLAMP先生が「アニメでいつも服が変わらないのはおかしい」と毎回衣装を変えることをマッドハウスさんのほうに提案したからだそうです。私たちが毎日服を着替えるように、さくらちゃんたちも同じように毎日着替えているはず。CLAMP先生がここまでこだわったからこそ、さくらちゃんがアニメの中でも生き生きとして見えるのかもしれません。

そして、第1期ではアニメの最後にケロちゃんにおまかせ」というコーナーがあり、その回に登場したさくらちゃんのコスチュームをケロちゃんが解説してくれます。このコーナーも毎回楽しみで、さくらちゃんのかわいい衣装をじっくり舐めまわす眺めることができます。

毎回変わるバトルコスチュームに普段着、そしてケロちゃんにおまかせのコーナーと、「衣装」に対するCLAMP先生のこだわりが当時の女の子たちを夢中にさせたのではないでしょうか。


4.さくらちゃんがかわいい

色々とCCさくらの魅力について長々と書いてきましたが、結局はこれに尽きると思います。とにかくさくらちゃんがかわいいCCさくらはさくらちゃんのかわいさでできていると言っても過言ではない。視聴者はずっと「さくらちゃん超絶かわいいですわー♡」という知世ちゃん状態なわけです。

さくらちゃんと言えば、「はにゃ〜ん」「ほえええええ」などのくそかわいい口癖が特徴ですが、この言葉だけ聞くとぶりっ子キャラかな?と思ってしまいます。しかしさくらちゃんは明るい茶色のショートヘア、好きな教科は体育で運動神経抜群、登下校時にはローラースケートで突っ走る活発な女の子。その女の子らしさとボーイッシュさの絶妙なバランス木之本桜という奇跡の存在を生み出しているのだと思います。

これだけくそかわいいさくらちゃんですが、「美少女」という設定ではあまり描かれていないのも注目すべき点かなと思います。クラスメイトにはさくらちゃん自身も美人だと紹介している知世ちゃんや利佳ちゃんなどがいて、さくらちゃんはクラスの中では4、5番目にかわいい女の子という立場(それでも十分かわいいのですが)。でもこの辺がさくらちゃんに対する親近感といいますか、「どこにでもいる普通の女の子」という身近な存在に感じるのかなと思います。

そんなさくらちゃん、実はお母さんは3歳のときに亡くなっていて父子家庭で育ったんですよね。そのため、料理や洗濯、掃除などは父・桃矢・さくらちゃんの3人で分担しています。小学生ながらしっかり家事をこなせるさくらちゃん。いいお嫁さんになること間違いなし。お母さんがいないのは寂しいはずなのに、いつも笑顔で明るく元気なさくらちゃんにお父さんもきっと救われてるんだろうなぁと思います。

優しいお父さんがいて、いじわるだけど本当はさくらちゃんのことを一番に考えているお兄さんがいて、たくさんの友達がいて、そんな人たちに囲まれて愛情たっぷりに育てられたからこそ誰にでも優しい思いやりのある素敵な女の子に育ったんでしょうね。さくらちゃんはみんなが大好きで、みんなもさくらちゃんが大好き。なんて優しい世界。


CCさくらの世界に触れた人はなんだか心が温かくなり、優しい気持ちになれる。それが今でも多くの人の心をつかんで離さないCCさくらの魅力かなと思います。


…と、まだまだ語り足りないところはありますがCCさくらの魅力についてまとめてみました。20年前の作品ですが、ストーリーも絵も綺麗で大人も子どもも楽しめる素晴らしい作品だと思うので、もっともっと多くの人に読んでほしいなぁと思います。

ご挨拶


はじめまして、ね子と申します!

今更ながらブログ始めてみました。

このブログでは主にアニメやマンガ、ゲーム、映画の感想などをゆるゆると綴っていきたいと思います。

あくまで備忘録的な自己満足のブログです(強調)。

Twitterでは語りきれない作品に対する愛なんかもぶつけるつもりなので、「ふーん」程度に適当に読んでいただければ幸いです。