こじらせ人間の日常

アニメ・漫画・ゲーム・映画などの雑感

黒執事25巻までの考察 「シリウス」の正体は?黒幕は一体誰か?


黒執事25巻ではいよいよシエルの「あの」秘密が明かされる展開になり、どうやら物語も終わりに近づいている様子。

そこで今回は、シリウスと呼ばれる人物の正体は?リジーはなぜミュージックホールに留まり続けるのか?そしてこれら一連の事件を操る黒幕の存在について現時点での私なりの考察をまとめてみたいと思います。


まずはじめに、これから考察するにあたって前提となる事柄について話しておきたいと思います。

もうほとんどの方がお気づきだと思いますが、実はシエルには双子の兄がいて、その兄は黒ミサで生贄として捧げられシエルは兄の死と引き換えに悪魔であるセバスチャンを喚び出し契約しました。

その後は自身が兄の名であるシエル・ファントムハイヴとして生き、現在シエルと名乗っているのは双子の弟。

個人的にシエルの本当の名前は「ノエル」じゃないかと思っております。理由は特にないんですけど何となくノエルっぽくないですか?シエルとノエル。うん、いい響きだ。

アグニが見てしまった写真は双子が写っている写真で間違いないですね。シエルが2人いるわけですからアグニもそりゃあんな顔になります。

で、この「シエルは双子であり現在シエルと名乗っているのは双子の弟」というのが重要になります。

とりあえず「シエル」と言ってもどっちのことかややこしいので、「シエル」は今のシエル、兄のほうは「双子の兄」とここでは呼ぶことにします。


シリウスの正体は?

未だに謎に包まれている「お星様」と呼ばれる4人ですが、25巻122話ではほんの少しだけその正体につながるセリフ(それぞれの部屋からブラバットに声をかける場面)がありました。

まず、質素な部屋に住んでいるカノープスは口ぶりからは男か女かわからず。正直一番謎の人物です。ベガは予想通り双子の女の子でした。一番状態が心配だったポラリスはどうやら執事みたいですね。とりあえず会話はできるようで安心?しました。誰の執事なのかは気になるところですが…。

そして、問題のシリウス

シリウスだけここではセリフがありませんでしたが、24巻115話ではシルエットが描かれバイオレットに対して「おいで」と声をかけています。

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で、このシルエットなのですが、23巻113話でリジーがシエルらしき人物と会っていたときのシルエットと…

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…似てませんか?

え?まさかシリウス=シエル?と思ってしまいそうですが、もう一人シエルにそっくりな人がいました。

そう、双子の兄です。

つまりシリウスの正体は双子の兄なのではないかと思います。血液型による分類で星の名が決められていたので、シリウスはAB型。そしてシエルもAB型。シエルたちは恐らく一卵性なので血液型も同じAB型になります。

そしてシリウスが双子の兄であることを裏づける証拠となりそうなのが25巻124話のこのシーン。

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このバイオレットの驚き方と直後の「君か…」というセリフから、バイオレットはシリウス、つまり双子の兄が目の前にいると思い込んだためここまで驚いたのでは?バイオレットはシリウスの顔を知っていますし、自分の血を抜かれているので当然恐怖心があるはずです。実際ブラバットに「シリウス様の光が弱まってるからきらめきを分けてほしい」と言われたときも怯えている様子でした。

以上のことから、シリウスの正体は双子の兄であることはほぼ間違いないと思います。


リジーはなぜミュージックホールに留まるのか?

シリウスの正体がはっきりしたことで「シリウス=双子の兄=本物のシエル」と考えれば、リジーが頑なにミュージックホールから戻ろうとしない理由も予想がつきます。

恐らくリジーは現在のシエルが兄になりすました弟のほうで、本物のシエルは亡くなっているという真実を知ってしまったのではないでしょうか。

23巻113話の「あたしじゃシエルを助けられない」というセリフは、シエルの血液型がAB型なのに対してリジーはB型のため輸血しようにもできない、ということではないかと思っています。

そしてこの「シエル」は兄のほうを指していて、自分の本当の婚約者であるシエルを助けたい、つまり生き返らせたいためにホールに留まり続けている。だから邪魔しようとするセバスチャンを排除しようとした。

ブラバットが占いで婚約者について何か大きな悩みを持っていることを言い当て、「明るい未来は悩みの先にある」と言われたき、リジーは何か思いつめたような顔をしていました。

シエルがあの事件のあとすっかり顔つきも性格も変わってしまい笑顔を見せなくなったこと、イースターのときのエッグなど記憶までおかしいこと、弟の持病のはずの喘息の発作。リジーはシエルの前では明るく振る舞っていますが、今目の前にいるシエルは弟のほうではないか?ということに薄々気づいていたのかもしれません。

だからこそ悩みをブラバットに言い当てられ、「相談したいことがあればまたおいで」と言われたリジーはホールに通った。そこで真実を知ってしまった。

やはり本当の婚約者は兄のほうですし、体が弱くほとんど外に出られなかったシエルはリジーともそこまで親しくなかったのではないでしょうか。だから愛称の「リジー」と呼ぶことに慣れておらず「エリザベス」と呼んでいた。

実は本当のシエルはすでに死んでいる、だが生き返すことができるかもしれない、そんなことを言われたら協力するに決まってます。そしてホールに留まり、実験を邪魔する者を排除して欲しい…そう言われたのではないでしょうか。

それがリジーがホールに留まり続ける理由だと思います。


黒幕の存在について

これまでの考察からわかる通り、ミュージックホールの目的は大量の血液を集めて「お星様」たちに輸血、特にシリウスであるシエルの双子の兄に輸血をして生き返らせようとしているということです。

では、一体誰がそんなことをしようとしているのか?

オセロの言う「人間は持たない知恵を持つ」人物、そして今までの事件にも関わり裏で密かに操っていた人物…アンダーテイカー

彼がミュージックホールでの騒動に関わっている可能性は高いと思います。というかむしろ彼しかいない。

なぜアンダーテイカーは双子の兄を生き返らせようとしているのか。

アンダーテイカーはシエルの祖母の遺髪を持つなど、裏社会同士の繋がりからかファントムハイヴ家とは昔から関わりがあるようです。特にシエルの父であるヴィンセントに対しては強い思い入れがある様子。そして双子の兄にも深い思いがあったんじゃないでしょうか。

19巻91話のシエルのセリフで「僕だけが」「僕なんかよりもっと…」というのがありますが、「僕だけが(生き残ってしまった)」「僕なんかよりもっと(生き残るべき人がいた)」という言葉が続くのではないかと思います。

つまり自分なんかより兄が生き残ればよかった、という意味だと思います。病弱で人見知りだったシエルより明るく人懐っこい性格の兄のほうが皆にかわいがられていたのではないでしょうか(私は幼い頃のシエルも大好きですが)。

それで双子の兄を生き返すために歪んだ肉人形を生み出した。豪華客船編での事件も名門寄宿学校編での事件も試作品の実験に過ぎなかったんですね。

歪んだ肉人形は死者のレコードに続きを繋ぐことで動いていますが、成功率はエピソードの量や質に左右されるとアンダーテイカーは言っています。ファントムハイヴ家と昔から関わりがあり、双子の兄のこともよく知っていたアンダーテイカーはより質の良い兄の偽の記憶を作り出すことが可能なんじゃないでしょうか。だから赤の他人であったデリックや副校長よりも進化したものを生み出すことができた。

…と思っていたのですが、改めて考えてみると、アンダーテイカーがヴィンセントに特別な感情を抱いていたとしたら真っ先にヴィンセントを生き返そうとするのではないか?と。

でもそれは不可能です。なぜなら22巻105話のアンダーテイカーのこの発言。

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ファントムハイヴ邸が襲撃された時にお屋敷は燃やされてしまったので、ヴィンセントの遺体は「骨の髄まで」焼けてしまった。「あんな死に方じゃもう…」のあとに続くのは「生き返すことができない」ですかね?もはや誰なのかわからないほど酷い状態で発見されたのではないでしょうか。

ヴィンセントの遺体は使えない。では彼を生き返すためにはどうすればいいのか。

襲撃事件からしばらく経った後、何者かに連れ去られてしまっていた双子の兄のほうが悪魔召喚の儀式の生贄として殺されます。

アンダーテイカーはこの時に思いついたのかもしれません。

双子の兄の体を「器」にして、ヴィンセントのレコードを繋いだら…?

私はこの可能性に気づいたとき正直ゾッとしました。つまり体は双子の兄だけど中身はヴィンセントということですね。見た目は子供、頭脳は大人

そう考えると先ほどのページの次にあるアンダーテイカーの発言。

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この「ファントムハイヴ伯爵」というのは双子の兄のことを言っているのだと最初は思っていました。ですがこれはヴィンセントを指しているとも考えられますよね。

ただ、ここで一つ疑問なのが、儀式が行われていた建物はセバスチャンが燃やしてしまったので兄の遺体も一緒に燃えてしまったのではないか?ということ。燃える前にアンダーテイカーが回収したのでしょうか?

いずれにせよ双子の兄の体が綺麗に残っていることは確かだと思うので、アンダーテイカーが何かしらして運び出したのだと思います(適当)

そして最終的には完璧な「歪んだ肉人形」として生き返った双子の兄の姿をしたヴィンセントがシエルと対峙して、初めは「お父…様…?」と戸惑うものの「セバスチャン命令だ!あいつを殺せ!」という激しい殺し合いの展開になるのではないかとワクワクしています。


以上、長くなりましたが現時点での考察をまとめてみました。

恐らく私なんかの予想を超える展開が待っているとは思いますが、どのような結末を迎えるのか楽しみです。

うーん、しかし真相は知りたいけど黒執事は終わってほしくないという板挟み状態でもある…どうしたものか…。

黒執事25巻 感想


黒執事25巻の感想です。


S4の人気を失墜させるためシエルによって結成されたP5。公演が始まるやいなやあっという間にチケットは完売、ものすごい人気です。

それにしてもエドがめちゃくちゃ頑張ってますね…。たぶん普段のキャラとのギャップでいうとエドが一番かけ離れてると思うのですが、「お前やり慣れてるだろ!?」とツッコミたくなるくらいチョイ悪で強引な設定通りの表情や仕草をやってくれちゃってます。今回で確実にエドのファン増えましたねこれは。そして相変わらずハーコートくんちゃんはかわいい。

そんなP5の頑張りの裏でセバスチャンがミュージックホールによる死体遺棄の決定的な現場を取り押さえます。

シエルがP5を結成した本当の目的はミュージックホールから客を奪うことで元々希少なシリウスの採血量をさらに減らし、失血死した死体が遺棄されるのを待ってその決定的な証拠を写真に収めるというもの。

これにはアバーラインも納得できない様子でしたが、シエルにこのような手段を取らせてしまった自分を悔い、「次こそは貴方の手を汚さず事件を解決してみせる」と約束します。アバーライン警部本当にいい人だわ…。早く出世したまえよ。

そして先代からの付き合いである「ピット」というフリー記者の青年が初めて登場しました。7巻32話のヴィンセントの右にいる男の人がピットに似ている気がしますが違いますかね。その他に絵姿があるのは左目に傷跡のある男性と麗しきご婦人の2人ですが、後々登場するのでしょうか。


また、ミュージックホールが大量の血液を集めていた理由も判明。腎不全を患っている軍の上層部や貴族院のお偉いさんたちに多額の資金援助をしてもらう代わりに彼らに綺麗な血を輸血しており、そのために血液がたくさん必要だったと。

資金援助も目的の一つだとは思いますが、「お星様と呼ばれる方たちに輸血するため」というのが真の目的ではないでしょうか。特にシリウス。この辺りの考察はまた別の記事で書きたいなと思います。


それから、今回はシエルとソーマの関係についても描かれましたね。

アグニはソーマに悪事の片棒を担がせ、「僕はあいつを友人と思ったことなどない」と言い放ったシエルに対して不信感を抱き、ソーマを国へ帰らせようとします。

しかし、ソーマはシエルが復讐のために生き、孤独であろうとすることを理解した上でアグニが自分にしてくれたように今度は自分がシエルを支えたいという思いを伝えます。

この場面でソーマがミモザ、シエルがマリーゴールドの花を身に着けているのですが、枢先生によると花を描くときは花言葉を重視しているとのこと。

そこで2つの花言葉を調べてみました。

ミモザ…「秘密の恋」「友情」

マリーゴールド…「嫉妬」「絶望」「悲しみ」

ミモザはソーマからシエルへの思い、マリーゴールドはシエルの背負っているものが表されているようで2人の対比が何とも切ない。

シエルの後ろとシエル自身にマリーゴールドが描かれていますが、これはシエルのこれまで辿ってきた道が絶望や悲しみに彩られ、自身も絶望や悲しみに染まっているということなのかなと。リジーが離れてしまった今、ソーマがシエルの心の支えであって欲しいなと本当に思いますね。


…と、シエルとソーマの関係に目頭を熱くさせていると一気に奈落の底へ突き落とされる展開がこの後待っていました。

タウンハウスに誰かが訪ねて来て、ソーマが応対している間にアグニが暖炉の中からシエルの幼少期の写真を発見します。それを見て驚愕の事実を目にしたアグニはソーマにも知らせようと急いで駆け付けますが、客人から銃を突き付けられたソーマに「バンッ」と銃声が響いたところで次巻へ。

な、何が起こった…!?

いきなりの展開に頭が追いつかないまま終わってしまいました。

ここで何より気になるのが客人が誰なのかということですが、ソーマが「おお、お前か!」と喜んで迎え入れていることからもちろんソーマがよく知っている人物。そして目線がソーマより下に描かれているように感じるのでソーマよりも背が低い人物。あとは馬車で訪ねて来たことや「気安く触れるな」というセリフから貴族階級の人物。

以上のことから推測すると…


…ん?これシエルじゃないか…?


客人が何者なのかは謎ですが、私が気になっていたのはグレルの「どうせまたすぐ会うことになるんだから」というセリフ。これはシエルの周りの誰かが死亡予定者リストに載っており、その魂を回収するときに会うことになるという意味ではないかと。

つまり、ソーマの魂を回収するときに会うのでは…?

リストに載っているのがソーマじゃないとしてもシエルに関わりのあるところで人が死ぬのは確かだと思うので、何やらまた大きな動きがありそう。次巻予告も不穏だし。

そして、アグニが発見した写真。

これはほとんどの読者が気付いていると思いますが、「あの2人」が写っている写真ですよね。いよいよシエルの秘密が暴かれる時が…!黒執事も終わりに向かっているのがわかります。


とにかく次巻は衝撃の展開が待ち受けていそうなので何が起きても動じない覚悟で秋を迎えたいと思います。

新作『レイトン ミステリージャーニー カトリーエイルと大富豪の陰謀』が発売される前にこれまでのシリーズを振り返ってみる


レイトン教授シリーズ完結編『レイトン教授と超文明Aの遺産』から4年。

その続編となる新作『レイトン ミステリージャーニー カトリーエイルと大富豪の陰謀』が2017年7月20日に発売決定しました!待ってたよ!

ということで、新作に備えてこれまでのシリーズ全6作を私なりに振り返ってみようと思います。



レイトン教授と不思議な町
シリーズ第1作目。2007年2月15日発売。
プレイ時間:11時間

レイトン教授シリーズの記念すべき1作目。

とにかくレイトン教授の世界観がめちゃくちゃ好きで、元々謎解き系が好きなのもあって見事にどハマりしましたね。何回もプレイし過ぎてほとんどナゾの答えを覚えちゃってるんですがそれでも面白いです。

町の住人たちの秘密が明かされたときは驚きましたが、レイトンシリーズの醍醐味であるそれまでの謎の数々がひとつに繋がったときの快感はやっぱりいいですね。『不思議な町』の仕掛けは将来的に本当にこういう町も存在するかも…と思えるのが少し怖かったり。

今作はその後も登場するアロマとの出会いのきっかけとなる作品なわけですが、そのアロマがかわいいんですよ。嫁に欲しい。料理は私が頑張って作るから嫁に来てくれ。

最初の頃はプレイ時間が11時間とほんとに短くてあっという間に終わってしまうんですよね。ただ、これは何回もプレイしてストーリーもナゾも把握してからのゲームクリアにかかった時間なので、初めてプレイしたときはもう少し長かったと思います。まあそれでも私はクリアに時間がかかるタイプなので早い人はもっと早く終わると思います。初めてレイトンシリーズをプレイする人には取っ付きやすくていいんじゃないかな?と。


レイトン教授と悪魔の箱
シリーズ第2作目。2007年11月29日発売。
プレイ時間:17時間

実は私が初めて買ったのが『悪魔の箱』でした。当時流れていた大泉洋さんのCMを見て「なにこれ面白そう!」と思ったのがきっかけで即買ったのを覚えてます。

クリア後すでに発売されていた前作の『不思議な町』もすぐに買って、それからはもうすっかりレイトン教授の虜になって今に至るというわけです。

モレントリー急行に乗って旅する感じとか、開けたら必ず死ぬと言われる呪われた箱の存在とか、選ばれた人しかたどり着けない幻の町とか、不老不死の吸血鬼が住む城とか、私の好きな要素がてんこ盛りで初めて買ったレイトン作品という思い入れも含めて印象に残っている作品です。

そして物語の結末がとにかく感動します。私が涙もろいせいかもしれませんが、『悪魔の箱』以降は毎回エンディングで泣いてます。

また、レイトンシリーズではストーリーとは別にミニゲームのようなモードもいくつか用意されてますが、『悪魔の箱』のハーブティーミニゲームの中では一番好きかもしれないです。ブレンドを自分で考えるのが楽しいんですよね。


レイトン教授と最後の時間旅行
シリーズ第3作目。2008年11月27日発売。
プレイ時間:20時間

『不思議な町』『悪魔の箱』と合わせた第1シリーズ最後の作品。

シリーズ最高傑作と名高い作品の通り、これまでの2作品と比べるとスケールが増しています。『不思議な町』や『悪魔の箱』はあっという間に終わってしまった印象ですが、今作はストーリーもナゾトキもやりごたえがあります。

そして何と言っても今作の見所は「レイトンの恋愛」が描かれているところでしょう!大学教授になる前のまだ例の帽子を被っていない頃のレイトンや、恋人クレアとの甘いやり取りなどなど普段からは想像できない(失礼)新鮮なレイトンの姿が見られちゃいます。

…ただ、物語の結末が本当に切ない。本当に。もう涙がボロボロ溢れて止まりませんでした。今までクレアとの約束で頑なに帽子を脱ごうとしなかったレイトンでしたが、ここで初めてその帽子を脱ぐんですよね。そしてレイトンの髪型に衝撃を受けるという。

結末といえばルークも親の仕事の都合で引っ越さなければいけないということで、レイトンと離ればなれになってしまいます。別れ際のルークのセリフでまた号泣しちゃうんですよねぇ…。そんなルークを見てレイトンの目にもうっすら涙が滲むのもまた泣ける。

そういう訳でこの『時間旅行』がレイトンとルークの最後の旅になってしまいましたが、成長して本物の英国紳士になったルークと再会できるのが楽しみです。新作にもきっと出てきてくれるよ…ね…?


レイトン教授と魔神の笛
シリーズ第4作目。2009年11月26日発売。
プレイ時間:20時間

第2シリーズ最初の作品。この『魔神の笛』から時系列が「過去」になり、シリーズ全6作の中では一番昔の出来事になります。

物語は『不思議な町』の3年前、レイトンとルークの出会いが描かれています。今作からはレイトンのかつての助手としてレミが、そしてドン・ポールに代わる新たな敵としてデスコールが登場します。と言っても時系列でいうとデスコールのほうがレイトンの最初の敵になるわけですね。

結末の意外性や衝撃度というと前作と比べて物足りない感じは多少ありますが、動物にめっぽう弱い私は前作と同じくらいかそれよりも泣いてしまいました。うっ…ラグーシ…。あと黒カラス団のクロウがすごくかわいいです。

前作『時間旅行』で自分の中のレイトンシリーズは完結してる、という声は多いですが、個人的に『魔神の笛』をはじめ第2シリーズはあって良かったと思っています。私も『時間旅行』で終わりだろうなと当時は思っていたので、『魔神の笛』が発売されたときは物語がすでに完結してようがとにかくもう一度レイトンシリーズが遊べるだけで嬉しい!という気持ちが一番強かったです。ただ、やはり後付け感は否めないのでそこはまあ仕方ないですね。


レイトン教授と奇跡の仮面
シリーズ第5作目。2011年2月26日発売。
プレイ時間:35時間

『魔神の笛』から1年後、『不思議な町』の2年前のお話。前作に比べプレイ時間が一気に増えました。

まず、なんといってもこの『奇跡の仮面』で大きく変わったのが3DS対応になったことです。

レイトンたちも2Dから3Dへと進化し、ぬるぬる動きます。こ、これが時代の進歩か…と当時は衝撃を受けましたね。これまでとは雰囲気がガラッと変わってしまい、レイトンシリーズの絵本のような素朴な世界観が好きだったので最初は戸惑いました。慣れてしまえばグラフィックも断然キレイですしクオリティも高いと思いますけど、なんとなく「これじゃない感」が拭い去れなくて。

あと、今作では不満というか少し「うーん」と思った点がいくつかあります。

1つ目は、セーブデータが1つしかないということ。個人的に3Dになったことよりもこっちのほうが衝撃でした。我が家では母、私、妹の3人でレイトンシリーズをプレイしていて、これまではセーブデータが3つだったので丁度良かったのです。それが今作は1つしかない!これは非常に不便でした。次作の『超文明Aの遺産』では3つに戻っているのでやはり不満の声が多かったのでしょうね。なぜ『奇跡の仮面』だけ1つにしたのか不思議です。

2つ目は、虫メガネカーソルが使いにくい。これまでは下画面をタッチして人に話しかけたりひらめきコインを見つけたりしていたのが今作以降すべて虫メガネカーソルでの操作に変わりました。話しかけるのはいいとしても、ひらめきコインが探しにくい。隅々まで探すためにカーソルをグリグリするのですがそれが酔うんですよね。まあ好みの問題ですが私はひたすら画面中をタッチするほうが好きです。

そして3つ目は、ミニゲームが微妙…なんですよね。個人的に『魔神の笛』のミラクルフィッシュが難しくてあまり面白くないなあと思っていたのですが、『奇跡の仮面』については全部が正直に言うとちょっとつまらないな…と。

文句ばっかり言ってますがストーリーに関してはとても面白かったです。『時間旅行』に続いてレイトンの過去が語られ、今作ではレイトンが考古学の道に進むきっかけになった高校生の頃の出来事が描かれています。

奇跡の紳士は一体何者なのか、事件の裏で操っている人物は誰か、そして奇跡の仮面に隠された悲しい真実とは…。過去と現在を行ったり来たりしながら徐々に謎を解き明かしていく感じが面白かったですね。

それにしても、親友を失ったり最愛の人を失ったり、他にもいろいろと衝撃の事実が後に判明しますがなかなかにレイトンは壮絶な過去を経験してるんですよね。まあ壮絶な体験をしてるのは今も変わりませんが。


レイトン教授と超文明Aの遺産
シリーズ第6作目。2013年2月28日発売。
プレイ時間:39時間

レイトン教授シリーズの最後を飾る作品。

第2シリーズの物語の中心に大きく関わっていた「アスラント文明」。そのアスラントの英知へたどり着く鍵となる5つの「エッグ」を集めるため世界中を旅する物語。

最後の作品というだけあって世界を巡る壮大なストーリーになっています。5つの村に行かないといけないのでそれぞれの村での話の展開が早く、序盤はポンポンとストーリーが進んでいきます。ですが終盤はラピュタになります。

そして今作では『魔神の笛』からの謎がいろいろと明かされ、衝撃の事実のオンパレードといった感じ。終盤になって次から次へと衝撃の事実が飛び出してくるもんだから頭が追いつかないままエンディングを迎えるという感じ。

サーハイマン=デスコールというのは声で完全にバレちゃってたので、そこも隠してればもっと驚いたかもしれないですね。

あんなに弟思いのいい子だったのに、アスラント文明に人生を狂わされたせいで邪魔をするのであれば弟だろうと容赦なく殺そうとする冷酷な人間になってしまったのか…と思うと悲しいですね。

アスラントの秘密を解くために利用していたとはいえ、仮面で顔を隠したデスコールではなく、自らの素顔を晒したサーハイマンとしてレイトンたちと旅をしたのはきっと楽しかったんじゃないかなあと勝手に思ってます。復讐のためだけに生きたデスコールにはこれからは自分の幸せのために生きてほしい。


…と、最後は作品の感想というよりただのデスコールへの思いになってしまいましたが、レイトンシリーズ全6作を振り返ってみました。思ったより長くなってしまった。

新作『レイトン ミステリージャーニー カトリーエイルと大富豪の陰謀』では、これまでの壮大な物語ではなくロンドンで起こる小さな事件を解決していくというストーリーになるとか。

レイトンシリーズといえば、ある一通の手紙から物語が始まり最後には事件の裏にひそむ壮大な謎を解き明かす、というのがお決まりだったのでどういう展開になるのか楽しみです。

行方不明になったレイトンも気になりますが、それよりカトリーはレイトンと誰の娘なのか?というのが最大の謎ですよね。個人的には「レイトンは結婚しておらず、カトリーは養子なのでは?」と思ってます。レイトン自身も養子だったので何らかのきっかけでカトリーを養子にもらったのではないかと。

ミステリールームでも息子・アルフェンディがいるので彼とカトリーは実の兄妹で、自分のように離ればなれにさせないよう2人とも養子にもらった…みたいな。それかアルフェンディのことは完全になかったことにされているか。

うーん、気になりますね。兎にも角にも7月20日が待ち遠しいです!

がっこうぐらし!9巻 感想


ものすごく今更感満載ではありますが、相変わらずマイペースに「がっこうぐらし!」9巻の感想を。


いよいよ大学編も佳境に入り、クライマックスへと向かっている「がっこうぐらし」。

前巻ではついに武闘派が動き出し、アサシンシノウの活躍によって穏健派や学園生活部のメンバーが次々と捕らえられてしまう危機的状況に。

るーちゃんと離ればなれになったりーさんは憔悴しきっているし、最近覚醒してめちゃくちゃ頼りになるゆきも精神が不安定になったのかめぐねえの姿が見えるし、くるみちゃんはもう裏表紙からして嫌な予感しかしないしで初っ端からいろいろとヤバい。

アサシンシノウがゆきたちが監禁されている部屋にやって来て高上殺しの犯人について問い詰めますが、ゆきたちではないことを確認するとボウガンで撃ってしまったことを高上の代わりに謝ったり、鍵を開けておくから逃げてと言ったり、るーちゃんについても素早く理解を示したりとめちゃくちゃいい子。アヤカたちの指示に従ってはいますが、やはり武闘派のやり方には納得できないのでしょう。シノウちゃんだけは違うと思ってたよ!

そして捕らえられた穏健派と武闘派が直接話し合い何とか高上殺しの誤解を解こうとしますが、…おや?タカヒトのようすが…?タカヒトが感染しているとわかったときのアヤカの嬉しそうな顔がホラーでしかない。

その頃、みーくんは理学棟にいる青襲さんという女性(6巻巻末の電波受信記録を書いた人)から現在起こっているパンデミックは接触感染だけでなく空気感染する恐れもあるという情報を聞きます。

確かにそれならかれらとは接触していないはずの高上やタカヒトが感染した理由もうなずけます。ですが、空気感染だとしても学園生活部のメンバーが大学に来た直後に立て続けに2人も感染するというのはやっぱり引っ掛かるんですよね…。

恐らく高上やタカヒトの感染源はくるみちゃんなのではないかと私は思います。

この状況化で生き残っていることからも学園生活部のメンバーに空気感染の抗体があるのは確か。しかしくるみちゃんはめぐねえと接触してしまい、鎮静剤などを投与したものの完全に治癒できなかったせいで、意識はあるが身体はかれら化するというアルティメットくるみになっているわけです。つまり、そこら辺にいる普通のかれらとは違う特殊な状態。そのために高上とタカヒトはアルティメットくるみを受け入れられず突然変異を起こして空気感染してしまった…的な。

高上はボウガンで撃ったときにくるみちゃんと接近しており、タカヒトもその後くるみちゃんとみーくんを追い回しています。その時に2人とも感染したんじゃないかと。それ以外にくるみちゃんと会う機会はないですし。

高上のほうが発症が早かったのはくるみちゃんにより近かったのとタカヒトはヘルメットを装着して防御していたからではないでしょうか。一緒にいたタカシゲもその時感染したが発症する前に死んでしまった。

ただ、くるみ感染源説で問題になるのがゆきたちや穏健派のほうが毎日一緒にいるのになぜ感染しないのか?ということ。ほんの少し近づいただけで感染してしまうのにあんなに近くで生活していて感染しないわけがないだろうと。

…うん、それはきっとあれだ、ゆきたちはめちゃくちゃ強力な抗体を持ってるからちょっとやそっとのことじゃ変異したりしないんだ。きっとそうに違いない。


そういえば、8巻のカバー裏にあったキャラクター設定資料集を見ていて、武闘派メンバーの名前、特に苗字がその人のポジションというか立ち位置を表しているのでは?ということにふと気づきまして。

がっこうぐらしでは個性的な名前のキャラクターが多いですが、武闘派の5人は何だか意味がありそうだなと思ったのでそれぞれ書き出してみます。


頭護貴人
これはもうそのまま、「頭」を「護」る「貴」い「人」じゃないですか?タカヒトは自分が「選ばれた」と思っており、それは8巻でも彼が言っている通り「上に立つ人間」に選ばれたという意味。「頭護」はまさにリーダー的ポジションであることを表していると思います。

城下隆茂
城下というと城下町しか思い浮かばなかったんですが調べてみると「城下の盟」という故事があるらしく、「敵に首都まで攻め入られてする、屈辱的な降伏の約束」のことを言うそうです。この「屈辱的な降伏」がくるみちゃんを襲おうとしたものの最後は命乞いをしたタカシゲにダブる気が。タカヒトという領主を取り囲んで生活してる城下町ポジション。

神持朱夏
アヤカもわかりやすいですね。彼女も自分は選ばれた人間だと思っていて、「この世界は私のためにある」だとか「私は無敵」だとかまるで自分が神にでもなったかのような頭おかしい言動をしています。でもこんなこの世の終わりみたいな状況を謳歌できるのもある意味才能だなと思いますけどね。「神を持つ」から神ポジション…というのもアレなので自称神ポジションで。

右原篠生
「右」という漢字には「右腕」や「右に出る者はいない」などの「他と比べて優れている」というような意味合いがありますよね。シノウちゃんはアヤカからも「大切な人材」と呼ばれるほど武闘派きっての戦闘要員で、極めて重要な存在です。ということで右腕ポジション。

高上聯弥
高上は「高い」「上」といった立ち位置に関する漢字が使われてますが、武闘派の中で上のポジションにいたわけでもなくというか一番下、能力が高いというわけでもなくボウガンで威嚇しようとしてミスるし、真っ先に切り捨てられそうな彼がなぜ武闘派にいたのかが正直疑問なのですが…。まあ、名前は「高い」所から落下して死んだってことを表してるんじゃないですかね(適当)


こんな感じで、高上を除いてはそれぞれの名前が現在の立ち位置のようなものを示しているのではないかと思います。

一応、穏健派のメンバーの名前も何か意味があるのかなと思ったのですが武闘派のようなわかりやすい意味は見つけられませんでした。

ただ、「出口」「喜来」「光」といった明るいイメージの漢字が使われているような気がしないでもない…?武闘派は5人中3人死亡(内1人は不明)ですが穏健派は全員生き残りましたからね。

名前といえば、学園生活部のメンバーは名前がひらがなで表記されていますが、大学メンバーはカタカナ表記なのは何か理由があるんでしょうか。高上だけはなぜか漢字ですが…ってまたお前か。

今のところ高上は女の子に向かってボウガンを撃ちかれら討伐は彼女であるシノウちゃんに「私のほうが上手いから」と言われ任せるしかなくその彼女を妊娠させておきながら自分は感染してしまいたった1巻登場しただけで死んでいったクズって印象しかないけど大丈夫だろうか。


さて、話を戻して9巻の感想に。

学園生活部のメンバーが解毒剤を持っていると信じ込んでいるタカヒトは解毒剤を出さざるを得なくするために校門のバリケードを破ってかれらを侵入させ、何を考えているのかサイコパスアヤカが放送室からサイレンを鳴らしてさらに大学内におびき寄せてしまいます。

すると、ゾンビパレードの列に混じって行進するくるみちゃんの姿が!なんてこった!

必死にゆきが呼びかけるも反応を示さず、ああ…くるみちゃんはもうダメなのか…と絶望していたところの、

床ドン!!!!!

こんなの惚れるに決まってるじゃん…結婚しよ…。

そして、もう意識がほとんどなく、いつかれら化するかわからない状態のため学園生活部の皆から離れようとするくるみちゃんに、「最後まで一緒だよ」とゆきは約束する。たとえお別れする日が来ても、最後のその瞬間まで4人で一緒にいたい。ゆきがサークルノートに書いた「学園生活部は不滅です!」の言葉が浮かび、私の目にも涙が浮かびます。

一方、校舎に戻りるーちゃんを探していたりーさんはやっとの思いで別れた場所にたどり着き、床に倒れたままのるーちゃんを発見。しかしすでにかれらも校舎内に侵入しており逃げ場がなくなってしまいます。

るーちゃんの導きで意を決して窓から飛び降りたりーさんですが、降りた先にはなんとかれらが。足を痛めてすぐには動けないりーさん。どうしようヤバい!と思っていたところ、鮮やかに後ろからアイスピックでかれらを一突きしりーさんを助けてくれたシノウちゃんの一言、

「妹さん…見つかったんだね」

こんなの惚れるに決まってるじゃん…結婚しよ…。

その後、暴走したタカヒトが車で突っ込んでくるなど危ない場面もありましたが全員で反撃体制をとったことで諦めてくれた様子。学園生活部も無事再会できました。

それにしてもタカヒトの生命力というか生への執着心はすごいですね。「感染したら排除」というルールを定めておきながらいざ自分が感染したら「俺は選ばれたのだから生き残る!」ってそりゃ自分勝手すぎるだろう…。なかなかしぶとかったですが最後はアヤカにまで裏切られて死亡。

そんなアヤカも「私は選ばれたから死なない」となぜか絶対の自信を持っているようですが、大学から逃げ出してすぐ車が止まりかれらに囲まれてしまいます。このままあっけなく終わってしまうのか…?

でも個人的にアヤカはここで終わらない気もします。というより、これだけの自信があるからにはそう簡単に終わって欲しくない。何か最後にやらかしてくれるのを期待します!


大学での生活も終わり、いよいよ最重要目的地であるランダルコーポレーションへと向かいます。くるみちゃんと最後まで一緒にいることを約束し、りーさんは現実を受け止めるーちゃんと決別することができ、これで学園生活部はもう何があっても大丈夫でしょう。

ランダルでは現在起こっているパンデミックについての真相が暴かれるのかどうか。そして、その時に学園生活部が抱くのは希望かそれとも絶望か…。

物語の核心に迫りつつある次巻も楽しみです!


ゴスロリで酒豪のスミコの行方も気になります…。

映画『黒執事 Book of the Atlantic 』感想


「劇場版黒執事、2017初春公開決定!」という知らせを受けてから1年…。

ついに観てきました「劇場版黒執事Book of the Atlantic」!!!!!

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公開は1月だったのですが、特典の描き下ろしミニ色紙のシエルが欲しくてそれまで我慢してまして、今週やっとシエルが出たので観に行くことができました。

実は私シエル運が恐ろしいほど皆無で、缶バッジとかラバストとかトレーディング系はシエルが出たことが一度もなくてシエル以外コンプしたのにシエルだけ出ないなんてこともあってそれはもうシエルに嫌われまくっていたので今回の色紙も絶対出ないよなぁなんて期待してなかったのですが、なんと…




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…出ちゃいました。

ああああああああああああああああああ坊ちゃん麗しいよ坊ちゃん!!!!!!!

今までシエルが出なかったのはこの為だったのかと思うほど驚きました。まだ2月なのに2017年の運すべて使い果たした気がする。


…と、前置きはここまでにして映画を観た感想を。

一言で表すと、「めちゃくちゃ面白かった」

公開当初から原作ファンだけでなくそれ以外の人にも評判が良いと聞いていたのでハードルが上がっていたのですが、それを余裕で超える面白さでした。

原作の中でも特に人気が高い豪華客船編ということでファンの期待はとても大きかったと思います。私も一番好きなエピソードだったので、それを裏切らないでさらに期待以上にして作り上げてくださったのはすごいなぁと。

原作ファン以外の人にも評判が良いと聞いたときは少し意外だったのですが、大量のゾンビやリジーや葬儀屋や客船の沈没など手に汗握るような「あっ」と驚く展開が満載なので、何もストーリーを知らないほうが逆に楽しめるのかもなと思いました。ストーリーを知っててもハラハラしましたし。

この豪華客船編は「劇場アニメっぽいものを描こう」と考えて執筆されたということで、まず舞台がタイタニックだしゾンビが暴れ狂うしアクションシーン盛り盛りだしでスクリーンで観ると音の臨場感も合わさってものすごい迫力でした。

個人的に4Dで観たら面白そうだな、と。沈没の揺れに合わせてシートが動いたり、ゾンビをぶった斬ったときの血の代わりに水が飛び出たり。…それはちょっと心臓に悪いのでやめましょうか。というか見終わる頃にはびしょびしょになりそう。


それより何より、リジーのシーンが素晴らしすぎましたね!

豪華客船編での主役はリジーだと思っていて、あの戦闘シーンが大好きなのでスクリーンで観るのを楽しみにしていたのですがもうかっこよすぎました。普通に号泣してました。ゾンビを剣でぶった斬ってるときの「はっ!」っていう掛け声がいつもより低めのトーンでめちゃくちゃかっこいいんですよ…。強くてかわいい女の子最高。

それと、豪華客船編の見所の一つでもあるのがシエルによる「不死鳥!!」ポーズだと思うのですが、劇場版でも全力でやってくれていました。

死体を止める装置を動かすためドルイット子爵に「皇帝への忠誠を誓う不死鳥の舞を見せてくれたまえ!」と言われるシーンで、今まで以上に全力の不死鳥!!!を披露したあと「よろしい諸君!見せてやろう…」とドルイットが満足気に語っている後ろで「うああああああっ」と恥ずかしさに悶えているシエルがかわいかったです。

あと、リジーに「一緒ならどこでもいい」と抱きつかれて「どこでもいいが一番困るんだが…」と照れてるシエルも激萌えなのでぜひ見たかったのですが、2人のラブラブぶりはエンドロール後のおまけエピソードで見せてもらったので良しとしましょう。

他にもWチャールズの活躍など、原作にはない部分もあってすごく楽しめました。

この豪華客船編はスクリーンで見てこそだと思うので、できればもう1回観に行きたいなぁと思います。

黒執事24巻 感想


黒執事24巻の感想とちょっとした考察です。ネタバレ含みますのでご注意ください。


さて、前巻から「青の教団編」に突入した黒執事

枢先生がTwitterで「今までにない黒執事になってると思いますのでちょっとびっくりするかもしれませんが」と仰っていたので一体どんな展開になるのかワクワクしながら読んだら…

「ファントム・ファイブ」だと…!?

めちゃくちゃ笑いましたファントム・ファイブ。ローブ姿のときに1人だけ身長が低かったので、もしかしてシエルがアイドルに!?と一瞬期待しましたがハーコートくんでした。シエルはプロデュースする側でしたね。それも鬼畜プロデューサー。さすがファントム社の社長です。

いやあ、それにしてもハーコートくんの太ももが素晴らしいですね…。完全に女の子にしか見えないかわいい。「来場者のことをお兄ちゃん・お姉ちゃんと呼ぶこと」と設定書に書くシエルわかってます。

チョイ悪で強引なエドも新鮮でいいです。シエルが言っていたように、地位・教養・品位・人望・容姿と持っているものは完璧なのに「シスコン」というただその1点で全てをぶち壊してるのが最高です。エド好きだよエド。

P5がどのようにS4を巻き返すか、シエルの策略が楽しみです。もし本当にこの2つのグループがいたら私なら確実にP5を応援しますね!ハーコートくん激推しになりますかわいい。弟系小悪魔にお金搾り取られたい。


そして、スフィア・ミュージックホールの裏で行われていたことも徐々に明らかになってきました。

セバスチャンの潜入によりホールの奥の施設で参加者の血液を集め、輸血実験を行なっていたことはほぼ確定。

ニナによると、S4よりも上位の「お星様の名前」を持つ者がいるらしく、その方たちの部屋も施設の奥にありました。シリウス様と呼ばれる人物はすでに少し出てきましたが、なかなか豪華な部屋で暮らしてる様子。カノープスは真逆の質素な部屋で、ベッドの脇と上にある血の付いた包帯が気になります。ベガの部屋はとてもかわいらしくて女の子だろうなというのがわかりますね。ドレッサーや枕、ぬいぐるみが2つずつあるので双子でしょうか。

そして一番気になるのがポラリスの部屋。部屋中が荒れていてぐちゃぐちゃです。相当暴れまわったんでしょうね。ポラリスが現在どのような状態にあるのか怖いです。

この星の名を持つ者たちは一体何者なのか…?非常に気になります。


終盤ではサリヴァンちゃんが実験を成功させ、それぞれの星の名の血液の赤血球表面にある物質が異なっていることを発見。

これらのシリウスカノープス、ベガ、ポラリスという4つの分類はABO式血液型による分類で間違いないと思います。血液の分類は1900年頃に発見されたそうで、シエルたちの生きていた時代にはまだ血液型というのが存在しなかったんですね。

で、シリウスが一番珍しいと言われているのでAB型。その次に珍しいカノープスはB型でしょうか。坊ちゃんはAB型なんですねふむふむ…。

バイオレットもAB型なようで、ブラバットに「シリウス様の光が弱まっているからキラキラを分けてほしい」と言われて輸血させられているようです。

恐らく、他のS4のメンバーは純粋に自分たちが再び輝く場所を見つけることができた喜びでアイドルをしているのだと思いますが、バイオレットだけはミュージックホールの「怪しさ」に気づいているのだと思います。

毎日が充実していて楽しそうな他のメンバーを見るバイオレットを見るのがつらい…。


でもサリヴァンちゃんが実験を成功させたことでブラバットがインチキ占い師だという可能性が濃厚になったんじゃないかと。

あのカップに血を垂らす占いはサリヴァンちゃんがやっていたように血液型によって色が変わる液体を使い、「B型はマイペース」とか「AB型は天才肌」とかそれぞれの血液型の性格を適当に言っていただけなんじゃないでしょうか。まあ実際には血液型と性格の関係は何の科学的根拠もないらしいですが。

セバスチャンやシエルが現れたときも、人間じゃないと見抜いたセバスチャンだけを見て「君は…」と驚いたのではなく「君らは…」とシエルも含めて言っていましたし、2人のことを元々知っていたのでは?だからセバスチャンが悪魔ということも知っていた。

リジーを占ったときも「婚約者について悩みを抱えている」ことを見抜いていましたし、リジーについても元々知っていたんじゃないかと。となると、シエルたちに近い人物が裏で手を引いてるのではないかと思います。例えばアンダーテイカーとかアンダーテイカーとかアンダーテイカーとか。


さて、そんな中気になるのがやはりリジー。せっかくセバスチャンが連れ戻したのに脱出してしまいました。それにしても悪魔であるセバスチャンを剣先でほんの少しでも捕らえることができるとは、さすが剣術の天才です。

しかし、そこまでしてリジーはなぜミュージックホールに留まり続けるのでしょう…。「あたしだけはそっちに帰れない」というセリフも気にかかります。本当は帰りたいけど帰れない、もう後戻りできない、そういうことでしょうか…?


大量の血液はどこに消えているのか、星の名を持つ者は何者なのか、リジーがミュージックホールに留まる理由とは何か、そしてこの騒動の裏で手を引いてる人物は一体誰なのか?

これらの謎が明かされるかもしれない25巻も楽しみです!

カードキャプターさくら 好きなコスチュームランキング


カードキャプターさくらでは毎回変わる衣装が魅力のひとつだということを前回の記事で語らせていただきました。

そこで、今回はCCさくらに登場したバトルコスチュームの中で特にお気に入りのものを勝手にランキング形式で発表したいと思います!

なお、ここではアニメ版の衣装を紹介します。


第5位 7話「さくらの怪盗初挑戦!?」

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夜の美術館に忍び込み、「サイレント」を封印したときに着ていたコスチューム。

へそ出し&太もも見せとかなり大胆なデザインがとてもセクシーです。知世ちゃんGJ!!!

お腹と脚は出すけど胸元はタートルネックでしっかりガードというのも露出しすぎない絶妙なバランスで素晴らしいですね。

背中の小さな羽が小悪魔っぽくてかわいいです。


第4位 50話「さくらと小狼とみえない糸」

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「ソード」をさくらカードに変えたときに着ていたコスチューム。

いつものカラフルな衣装とは違いグレーと白という落ち着いた色合いがお気に入り。クラシックな雰囲気で少しさくらちゃんが大人っぽく見えます。

このコスチュームもそうですが、スカート+オーバーニー(サイハイ)ブーツの組み合わせのものが多く、さくらちゃんの絶対領域に情熱を注いでらっしゃるのがよくわかります。サイハイブーツなんかだと必然的にスカートも短くなりますし!しかしこの衣装を着こなせるさくらちゃんも恐るべき超絶スタイル…。


第3位 8話「さくらのライバル、登場!」

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「サンダー」を封印したときに着ていたコスチューム。

ネコ耳にしっぽにエプロンドレスとかいうもはや萌えしかない衣装。これをバトルコスチュームにかこつけてちゃっかりさくらちゃんに着せる知世ちゃんさすが。「なんで猫?」と聞くさくらちゃんに「それはかわいいからですわ」とさらっと言う知世ちゃんさすが。完全に女子小学生の嗜好ではない。

しかもただかわいいだけじゃなく、対戦相手のサンダーに合わせて帯電しないゴム素材でできているのもポイント。実用性もばっちりです。


第2位 24話「さくらの小さな大冒険」

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「リトル」を封印したときに着ていたコスチューム。

リトルのいたずらで小さくなってしまったさくらちゃんが、風に飛ばされたり猫やカマキリに追いかけられたりお風呂に飛び込んでびしょ濡れになったりと散々な目に遭うこの回。

まさにアリスのような水色のワンピースがすごくかわいいです。頭の大きなリボンもかわいい。

「さくらと不思議の国のさくら」というアリスをテーマにした回もあるのですが、それよりもこちらの回の衣装のほうがアリスらしくて好きです。水色ワンピースは正義。


第1位 第1期OP&ED

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そして1位は第1期のOPとEDで着ていた、さくらちゃんといえばこれ!なコスチューム。

作中たくさんのバトルコスチュームが登場しましたが、やはり1位はダントツでこの衣装です。魔法少女らしさもあってとてもかわいいですし、やっぱりさくらちゃんはピンクが一番似合う!靴が赤なのもかわいいですよね。


<番外編>

ここからはバトルコスチュームとは違いますが個人的に好きなさくらちゃんの衣装を紹介したいと思います。


友枝小学校の制服

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さくらちゃんたちが通う小学校の制服なんですが、デザインがすごくかわいいんですよね〜。ベレー帽やセーラー服の下に着ている黒のタートルネックがおしゃれです。昔はこの制服に憧れました。なんなら今でも着たい。

他にも夏服や冬服もあって、中でも冬服はワンピースにタイツというスタイルでこれまたさくらちゃんに似合っててかわいいんですよ。


おじいさんから貰ったドレス

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16話「さくらと思い出の虹」でさくらちゃんのおじいさんから貰ったドレス。

母である撫子さんが一番好きだったというドレスをおじいさんが「貰ってやってくれないか」とさくらちゃんにプレゼントします。お姫様みたいなドレスに身を包むさくらちゃんがかわいくて私もお気に入りの服です。


結論:さくらちゃんは何を着てもかわいい


以上、独断と偏見で選んだCCさくらの好きなコスチュームランキングでした!

カードキャプターさくらの魅力


「人生ブレイカー」と呼ばれ、「大きいお友達」を世に大量に生み出すことになった罪深い作品カードキャプターさくら

今年で連載20周年を迎え、アニメの再放送や続編となるクリアカード編がなかよしで連載されるなど、現在さくらちゃん尽くしで幸せな日々を送っております。

さらに、2018年には新作のアニメがNHKで放送決定という…!当時と全く同じキャストというのがすごいですよね。また丹下さんのさくらちゃんに会えると思うと今から楽しみで仕方ないです。

その前に来年の1月には劇場版がリバイバル上映されますし、まだまださくらちゃん尽くしな日々は続きそうです。

そんなCCさくらは小学生の頃から大好きな作品で、おジャ魔女どれみ犬夜叉ヒカルの碁東京ミュウミュウミルモでポン、明日のナージャぴちぴちピッチプリキュア…などなど色々アニメを見ていましたが、やはり今でも変わらずファンなのはCCさくらです。

原作がある作品だと原作派とアニメ派で分かれたりするのですが、CCさくらは原作もアニメも両方好きという人が多いのではないかと思います。もちろん私も両方大好きです!

そこで、今でも多くの人に愛されるCCさくらの私が思う魅力を勝手に語りたいと思います。



1.魅力的なキャラクターと世界観

CCさくらは小学校4年生の木之本桜ちゃんを主人公として、封印が解かれてバラバラになってしまった「クロウ・カード」を集めるために「カードキャプター」として活躍するお話です。

そこに登場するキャラクターたちがまあ個性的で、中でもさくらちゃんの親友である大道寺知世ちゃんが強烈な個性をお持ちで。知世ちゃん自身はおっとりした性格で、ふわふわの黒髪で色白な美人さん、家はお金持ちでお嬢様口癖で話すとても清楚な印象の女の子。

…が、しかし。

彼女はとにかくさくらちゃんが大好きでビデオカメラを片時も離さずに持っており、さくらちゃんの姿を1秒も逃すまいと常にビデオを回しているトーカー根っからのさくらファンなのです。

クロウカードとのバトル時はもちろん、運動会でもお祭りでも好きな人にプレゼントを渡すときもいつの間にかちゃっかりビデオに撮っている。そして自ら撮ったビデオを自ら編集して自らの部屋の巨大スクリーンで鑑賞するという徹底ぶり。すごい。彼女はすごい。

他にも関西弁を喋る封印の獣がいたり、あらゆる所でアルバイトをしてる兄がいたり、クロウカードを創った人物の生まれ変わりが小学生として転校してきたり、アニメ版では小狼の自称・婚約者まで出てきたり、挙げればキリがないほど様々なキャラクターが出てきます。

でも完全な「悪」のキャラクターがいないというのがこの作品の大きな特徴だと思います。CCさくらはいわゆる魔法少女ものなので「敵」とされる相手と戦うのですが、その「敵」であるクロウカードも悪意を持って暴れているわけではないんですよね。クロウ・リードの生まれ変わりである柊沢エリオルくんもさくらちゃんに試練を与えていましたが、それもさくらカードに変えるためにあえてやっていたことでした。

しかし、劇場版ではさくらちゃんや周りの人に対して激しい怒りをぶつけ、危ない目に合わせるキャラクターが登場します。それでも最後にはさくらちゃんの言葉で現実を受け止めた上で消滅します。さくらちゃんはたとえ「敵」とされる相手が出てこようと決して傷つけることはしません。最後の審判のときも、攻撃してくるユエに対してさくらちゃんは攻撃せずに勝つ方法はないかと考え、「主ではなく仲よしになってほしい」と伝えることでユエの心を動かしクロウカードの新しい主として認められます。単純に魔法で攻撃して倒す、という訳ではなく相手の思いを感じて言葉で訴えるというやり方がとてもさくらちゃんらしいです。

セーラームーンプリキュアと比べるとわかりやすいのですが、正義VS悪のような二項対立にならず、また敵も「ウオオオオオ」とかいう奇声を発するモンスターは登場せず神話的でメルヘンチックな敵ばかりなので、キャラクター含めすごく「綺麗な世界」がCCさくらでは描かれているなぁと思います。


2.萌え要素と複雑な恋愛要素

CCさくらの作中には萌え要素や属性と呼ばれるものが多く存在し、ロリ、ショタ、BL、百合、男の娘、シスコン、教師と生徒の恋愛などなどまるで萌えの総合デパート状態です。これだけ詰め込まれたものが20年前に描かれ、しかもNHKで放送されていたのだから驚きですよね!

先ほどCCさくらでは「綺麗な世界」が描かれていると述べたばかりですが、実際にはそうでもなく、BLや百合といった同性愛や教師と生徒の恋愛など「禁断」とされる恋愛が多く描かれています。

そしてこの作品のもう一つの大きな特徴でもあるのですが、そのような恋愛がCCさくらの世界では「ごく当たり前なこと」として自然に描かれているのです。小狼くんや兄・桃矢が雪兎さんに想いを寄せていることを知ってもさくらちゃんも当たり前に受け入れていましたし、さくらちゃんの友達の1人である利佳ちゃんは担任の寺田先生と恋愛関係にあり婚約指輪まで渡されています。もし実際に教師が教え子の小学生に婚約指輪なんか渡したら確実にロリコンの犯罪者扱いです。さすがにこの2人の関係はアニメ版ではただの利佳ちゃんの片思いとして描かれてましたが、「人を好きになるのに性別や年齢なんて関係ない」ということがこの作品では強く表れているなと思います。

CCさくらは少女漫画なので上記の他にも恋愛要素は色濃くありますが、これがまた複雑なんですよねぇ。ちょっと下に挙げてみます。

現在進行形
・さくら⇔小狼
桃矢⇔雪兎
・寺田先生⇔利佳
・千春⇔山崎
・エリオル⇔観月歌帆
・知世→さくら
・ミラー→桃矢
・園美(知世母)→撫子(さくら母)

過去
・さくら→雪兎
小狼→雪兎
・苺鈴→小狼
桃矢⇔観月歌帆

…などなど、小狼くんの雪兎さんへの気持ちなど純粋な恋とは少し違うのもありますが、現在・過去、両思い・片思いと合わせてとにかく複雑に絡み合っています。そして3分の2は同性だったり先生と生徒の恋愛だったりします。中でも先生と生徒の恋愛が多く、寺田先生と利佳ちゃんをはじめ、エリオルと観月先生、過去には中学生だった桃矢と教育実習生として来ていた観月先生も恋愛関係でしたし、さくらちゃんの父・藤隆も16歳だった教え子の撫子と結婚しています。禁断の恋ばかりです。

当時見ていたときはきちんと意味の分かっていなかった想いもあったと思いますが、大人になってから改めて見ると女児向けとしてはかなり大胆な恋愛要素じゃないのかなと。この辺の昼ドラのような関係性が大人も惹きつけられるんでしょうね。CLAMP先生ほんとすごいな…。

その中でも印象的だったのが、アニメ版で苺鈴ちゃんが自分は小狼くんの一番ではないとわかったときに「私が世界で一番小狼のこと好きなのに!それでも木之本さんのこと嫌いになれない。私も木之本さんが好きだもん。小狼が木之本さんのこと好きになっても仕方ないって思う」と泣きながら知世ちゃんに言うシーン。このシーンは今見ても号泣してしまいます。この時の苺鈴ちゃんを何も言わずにただ見守っている知世ちゃんの圧倒的聖母感。

そんな複雑な恋愛関係がありながら、やっぱりさくらちゃんと小狼くんの恋は見ていてとにかく微笑ましいです。私はさくらちゃんが大好きですけど小狼くんも大好きなので、どちらかに嫉妬するでもなく2人の恋は純粋に応援しています。天真爛漫なさくらちゃんと照れ屋な小狼くんは本当にお似合いですよね〜。さくらちゃんが男前なので小狼くんがどちらかというとヒロインぽくなってるところもかわいいです。そんな2人だからこそ、思わず応援したくなっちゃうのかなぁと思います。


3.コスチュームへのこだわり

CCさくらでは魔法少女ものにお約束の変身シーンがありません。というのも、さくらちゃんのバトルコスチュームはすべて知世ちゃんの手作りだから。クロウカードとの戦いの前には必ず知世ちゃんお手製のコスチュームに着替えます。自分が作った衣装をさくらちゃんに着てもらってビデオで撮影するなんて小学生ながら本当にいい趣味をお持ちである。

コスチュームはクロウカードの戦いごとに毎回変えているのですが、その時戦うクロウカードのキャラクターに合わせて作られているものもあってなかなか凝っているのです。ちなみに原作とアニメ版ではコスチュームがほとんど違っていて、原作にはないクロウカードもアニメ版には多く登場するのでその分アニメでは様々なコスチュームを見ることができます。

バトルコスチュームが毎回変わるだけで驚きですが、それだけでなく、なんとさくらちゃんの普段着も毎回変わるんです!

キャラクターを印象づける意味でも、作業の大変さという意味でも、当時としては毎回衣装を変えるなんてあり得ないこと。これはCLAMP先生が「アニメでいつも服が変わらないのはおかしい」と毎回衣装を変えることをマッドハウスさんのほうに提案したからだそうです。私たちが毎日服を着替えるように、さくらちゃんたちも同じように毎日着替えているはず。CLAMP先生がここまでこだわったからこそ、さくらちゃんがアニメの中でも生き生きとして見えるのかもしれません。

そして、第1期ではアニメの最後にケロちゃんにおまかせ」というコーナーがあり、その回に登場したさくらちゃんのコスチュームをケロちゃんが解説してくれます。このコーナーも毎回楽しみで、さくらちゃんのかわいい衣装をじっくり舐めまわす眺めることができます。

毎回変わるバトルコスチュームに普段着、そしてケロちゃんにおまかせのコーナーと、「衣装」に対するCLAMP先生のこだわりが当時の女の子たちを夢中にさせたのではないでしょうか。


4.さくらちゃんがかわいい

色々とCCさくらの魅力について長々と書いてきましたが、結局はこれに尽きると思います。とにかくさくらちゃんがかわいいCCさくらはさくらちゃんのかわいさでできていると言っても過言ではない。視聴者はずっと「さくらちゃん超絶かわいいですわー♡」という知世ちゃん状態なわけです。

さくらちゃんと言えば、「はにゃ〜ん」「ほえええええ」などのくそかわいい口癖が特徴ですが、この言葉だけ聞くとぶりっ子キャラのような印象を受けてしまう人もいるかと思います。しかしさくらちゃんは明るい茶色のショートヘア、好きな教科は体育で運動神経抜群、登下校時にはローラースケートで突っ走る活発な女の子。その女の子らしさとボーイッシュさの絶妙なバランス木之本桜という奇跡の存在を生み出しているのだと思います。

これだけくそかわいいさくらちゃんですが、「美少女」という設定ではあまり描かれていないのも注目すべき点かなと思います。クラスメイトにはさくらちゃん自身も美人だと紹介している知世ちゃんや利佳ちゃんなどがいて、さくらちゃんはクラスの中では4、5番目にかわいい女の子という立場(それでも十分かわいいのですが)。でもこの辺がさくらちゃんに対する親近感といいますか、「どこにでもいる普通の女の子」という身近な存在に感じるのかなと思います。

そんなさくらちゃん、実はお母さんは3歳のときに亡くなっていて父子家庭で育ったんですよね。そのため、料理や洗濯、掃除などは父・桃矢・さくらちゃんの3人で分担しています。小学生ながらしっかり家事をこなせるさくらちゃん。いいお嫁さんになること間違いなし。お母さんがいないのは寂しいはずなのに、いつも笑顔で明るく元気なさくらちゃんにお父さんもきっと救われてるんだろうなぁと思います。

優しいお父さんがいて、いじわるだけど本当はさくらちゃんのことを一番に考えているお兄さんがいて、たくさんの友達がいて、そんな人たちに囲まれて愛情たっぷりに育てられたからこそ誰にでも優しい思いやりのある素敵な女の子に育ったんでしょうね。さくらちゃんはみんなが大好きで、みんなもさくらちゃんが大好き。なんて優しい世界。


CCさくらの世界に触れた人はなんだか心が温かくなり、優しい気持ちになれる。それが今でも多くの人の心をつかんで離さないCCさくらの魅力かなと思います。


…と、まだまだ語り足りないところはありますがCCさくらの魅力についてまとめてみました。20年前の作品ですが、ストーリーも絵も綺麗で大人も子どもも楽しめる素晴らしい作品だと思うので、もっともっと多くの人に読んでほしいなと思います。

ご挨拶


はじめまして、ね子と申します!

わざわざこのような辺境ブログにお越しくださってありがとうございます。

このブログでは主にアニメやマンガ、ゲーム、映画の感想などをゆるゆると綴っていきたいと思います。

あくまで備忘録的な自己満足のブログです(強調)。

私が感じたことや思ったことをただただ書いてるだけなので、「ふーん」程度に適当に読んでいただければ幸いです。